元陽のマーケット

Article



115-1512_IMG.JPG九公里のマーケット元陽の観光と言えば、ハニ族の棚田が有名であるが、元陽の良さはそれだけではない。雲南省からベトナム北部~ラオスにかけて広がる照葉樹林文化圏を形成する多種多様な文化・民族を知る事ができる貴重なエリアの一角をなしているのが元陽なのである。このエリアの文化を知る事は、日本から来た旅行者が懐かしさと過去の風習に対する追記憶を体験することが出来る。ここではその多くの少数民族が訪れる元陽周辺のマーケットを紹介したい。ちなみに元陽周辺のマーケットで曜日によって開催が決まっているのは3箇所、老孟(日曜日)、黄草嶺(金曜日)、黄芽嶺(土曜日)だけで、あとは中国の暦である干支によって開催日が決定される。ホテルのスタッフや料理店のスタッフなども明日はどこでマーケットが開かれるか知っているので、事前に聞いておくのが良いだろう。


IMG_8876.JPG新街鎮のマーケットは大勢の人で賑わう


 元陽・新街鎮で鼠・龍・猿の日に開催、つまり3日おきに開かれるマーケット。梯田広場のわきの階段を下った広場から始まり道なりに800mほど続く元陽周辺の最大のマーケット。新街鎮で開かれるため、ローカルムードは乏しいが、周辺の村々から大勢の人が訪れるため、非常に活気のあるマーケットを見ることが出来る。ハニ族をはじめイ族、タイ族が集まる。少数民族の髪飾りなど、周辺の村では扱っていない商品も多いので、お土産を買うのにも重宝する。


 新街鎮の梯田広場から老孟行きの乗り合いミニバンで約90分(20元)。新街鎮を除くと元陽周辺でもっとも活気のあるマーケット。毎日曜日に開催され、周辺から花ミャオ族やハニ族、タイ族やイ族など多くの少数民族が集まる。ピークは午前10時~昼過ぎくらい。日曜日に元陽に滞在しているのであれば、是非行って頂きたい。冬季だと日の出の時間も遅いので、早朝に多依树で日の出を見てから、そのまま老孟に行き、マーケットを見学して元陽に戻るというコースもお勧め。



 新街鎮の梯田広場から牛角賽行きの乗り合いバンで約50分(15元)。ハニ族やイ族が多く、活気のあるマーケットが5日おきに開かれる。こちらも一番活気があるのは10時~12時まで。お昼頃になると買い物に来た112-1280_01IMG.jpg活気のある牛角賽のマーケット人々は広場の屋台でご飯を食べて、集落から来たトラックなどで村々に帰っていく。比較的アクセスも良いので外国人観光客も多い。峠を越えて、牛角賽まで下る区間は両サイドに棚田の素晴らしい光景が広がるので、こちらも見ものである。
111-1199_01_IMG.jpg











115-1578_IMG.JPG 九公理へは新街鎮から老孟へ行き、そこからヒッチハイクか1日数本走っているトラックの荷台に乗せてもらいようやくたどり着ける非常にアクセスの悪いマーケット。訪れる外国人観光客はほとんどおらず、そのせいかローカルムードたっぷりのマーケットが味わえる。老孟からは未舗装の道路を50分ほど進む。毎週金曜日にマーケットが開かれるようだが、現地で確認のこと。ミャオ族、ヤオ族、ハニ族が多い。マーケットが盛況な時間帯に着くためにも新街鎮を朝7時前には出ておきたいところである。
114-1488_01IMG.jpg


IMG_8753_01.jpg老集賽のマーケットにて 老集賽は老孟から22キロ離れた山の峰を越えた場所にある集落。亜熱帯に属するエリアなので、新街鎮ではあまり見られない民族を見ることが出来る。アクセスは新街鎮からは乗り合いバンで老孟へ向かう。老孟から老集賽へ向かう乗り合いバンはほとんど走っていないため、バンなどをチャーターして老集賽を目指すことになる。老孟から老集賽まではミニバンで約50分。アクセスが非常に悪いので、ここも外国人旅行者が訪れる事は滅多にない。規模としては牛角賽と同じような感じではあるが、ハニ族やイ族のほか、タイ族やアールー族の姿が多く見られ、雰囲気は全く違った感じになる。



113-1400_01IMG.jpg勝村のマーケットのハニ族 勝村は日の出スポットで有名な多依樹の手前にある集落で、数軒の旅社や食堂もある少しばかり開けた集落。新街鎮から勝村行きの乗り合いバンで約40分ほどで着く。ここでもマーケットが開かれ、市の日になると集落の中心部にはのんびりとした雰囲気のマーケットが開かれる。あえて行く必要もないが、曜日が合うのであれば、棚田観光のついでに寄ってみるのも良いかもしれない。